自分だけのオリジナル海鮮丼をつくろう
こんにちは。
北海道フードマイスターの栄よう子です。
本日ご紹介するのはこちら。
釧路市の和商市場にある“勝手丼”です。
好きなネタを好き勝手にのせて、自分だけのオリジナル海鮮丼がつくれる、というもの。
釧路港は、道東太平洋の海の幸が採れる大きな漁港として有名で、釧路で採れないものはない、というくらいたくさんの鮮魚で溢れています。
道東太平洋の貴重な鮮魚が採れるだけあって、道外の人にとっては馴染のない魚も多いと思いますが、その多くは道民が大好きなとても美味しい高級魚です。
今回も私の大好きなものを沢山のせたので、さっそくご紹介したいと思います。
勝手丼のルール
勝手丼のルールは、
①ご飯屋さんで丼ぶりの土台となるご飯又は酢飯を好きな量だけ購入する。
②好きな刺身ネタを市場内で探し、のせていく。
です。
という訳で、まずはご飯屋さんへ向かいます。
酢飯を購入しました。
ちなみにここはカニ汁も美味しいので、海鮮丼ができたタイミングでカニ汁も購入するのがいつもの流れです。
丼ぶりを持ってお店を周ります。
お店によって品揃えや価格が若干違うので迷ってしまいますが、つい沢山のせてしまうので、あっという間に完成となりました。
私が選んだラインナップは、
・ブドウエビ
・ボタンエビ
・マツカワ×２
・タラバガニ
・クロソイ
・本マグロ赤身
・ブリ
です。
ブドウエビは道東太平洋が主な漁場で、漁獲量が少ないため「幻のエビ」と呼ばれています。
ぶどう色をした見た目が特徴です。
ブドウエビ（左）ボタンエビ（右）
マツカワも大好きなので２店舗で１切れづつ購入しました。
マツカワはマツカワガレイのことで、ここ道東太平洋の代表格です。
北海道でも指折りの美味しい高級魚として刺身や寿司ネタで好まれています。
道外の方からすると、カレイで高級魚？カレイが刺身やお寿司？となるかもしれませんが、旨味のある白身が大変美味しいので、文句なしにお勧めです。
偏見かもしれませんが、道内で良いお寿司屋さんを見極める際に、マツカワが置いてあるかどうかは一つの判断基準といえます。
逆に、北海道で獲れないカツオを出すお店は、場合によっては？となることも…。
また、道内でも釧路に限ってはマツカワのことを「タンタカ」と呼ぶことがあるため、釧路のお店では「タンタカ」と表示されていることがあります。
釧路に訪れた際は、是非マツカワ（タンタカ）おすすめですよ♪
和商市場を散策
食後に市場内を散策しました。
さすが釧路ですね～。
このようにカレイの刺身がたくさん流通しています。
「めんめ」はキチジ（キンキ）のことです。
北海道ではタイに代わって祝い事などにも使われる縁起ものとされています。
脂のりが良く、ぷりっとした食感の高級魚です。
これが１皿1,500円なんて信じられません…。
地元の常連らしきお母さんが両手いっぱいに買い物袋を提げて、「来週はサケ取りにくっから～！」と高らかに宣言していました。
我々も次回は買い物を楽しみたいと思います。
MAP
〒085-0018 北海道釧路市黒金町１３丁目２５
おまけ
勝手丼の割引クーポン券もあるようです。
詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください↓
